第28回日本心血管内分泌代謝学会学術総会

The 28th Scientific Session of the Society of Cardiovascular Endocrinology and Metabolism

2024年 12月 7日(土)

会 場
九州大学医学部 百年講堂
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第28回日本心血管内分泌代謝学会学術総会

会長挨拶

    • 第28回日本心血管内分泌代謝学会学術総会
    • 会 長 小川 佳宏
    • 九州大学大学院医学研究院 病態制御内科学(第三内科)教授

    この度、第28回日本心血管内分泌代謝学会学術総会を2024年12月7日(土)に九州大学医学部百年講堂にて開催させていただきます。過去数年間にコロナ禍を経験し、多くの学術集会では従来の対面開催が叶わず、ポストコロナの現在、学術集会の開催様式・あり方が問われています。本学会の学術総会は2021年度まで、関連学会と心血管代謝週間(CVMW)として共同開催されてきました。2022年度は国際高血圧学会(ISH2022 Kyoto)の前日に「International Symposium on Cardiovascular Endocrinology and Metabolism」との合同開催(向山政志会長)として、2023年度はWEBによる単独開催(下澤達雄会長)として、将来の方向性を模索してきました。2024年度は原点に立ち返って、CVEM単独で現地の対面開催にすることにしました。会員の皆様の御支援を宜しくお願い申し上げます。

    前世紀末には、ナトリウム利尿ペプチドファミリー、一酸化窒素、エンドセリン、アドレノメデュリンなどの心血管ホルモンが次々に単離・同定されました。この領域におけるわが国の研究者の貢献は絶大なものであり、CVEMは日本発の新しい内分泌学の研究領域として誕生しました。この時期に発見されたホルモンの多くは心血管疾患を中心に診断薬あるいは治療薬として臨床応用に至っており、内分泌代謝学と循環器病学の境界領域が大きく発展してきました。一方、CVEMが対象とする専門領域は時代とともに少しずつ変化しており、CVEMの持ち場として心血管疾患のみならず広く内分泌代謝疾患までカバーするようになってきました。

    近年、最先端のイメージング技術、シングルセル解析に代表されるオミクス解析、ビッグデータ解析、数理解析、人工知能などの画期的なイノベーションにより、医療・医学の現場が劇的に変化しつつあります。このような時代背景を踏まえて、今回の学術総会のテーマは「CVEM and Beyond」とさせていただきました。従来のCVEMのコアな研究領域に加えて、周辺領域あるいは最先端の解析手法に関する話題も積極的に取り入れて、CVEMのポテンシャルを最大化して将来の新しい方向性を模索するものにしたいと思います。

    本学会の学術総会は28回目になりますが、福岡開催は初めてです。福岡は海産物を中心に食事の美味しいところです。福岡の美味に舌鼓を打ちながら、本学術総会がCVEMの将来像について大いに語り合う機会になれば幸いです。会員の皆様を福岡の地にお迎えできることを楽しみにしています。多くの会員の皆様の御参加と演題登録をお待ちしています。

    2023年11月吉日